––––　導入の経緯を教えてください。

　2020年、新入社員の入社タイミングで、本社の従業員数が50名を超えることが決まり、安全衛生委員会の立ち上げや産業医の選任が必要になりました。
 

　最初はお付き合いのあるクリニック数件に相談してみたのですが、近隣にお住いの医師が少なく、自力での産業医探しは難航しました。そんな時に、first callを知りました。同じサービス内でストレスチェックや医療相談などの機能も利用できる点も魅力に感じ、産業医の紹介をお願いすることになりました。

 

––––　導入後のご感想をお聞かせください。　

　困ったときに相談できる産業医がいることで、安心感が高まりました。

　特にコロナ禍では、産業医に会社としての対応を相談することができ、本当に助かりました。インターネットで調べれば、さまざまな情報が手に入りますが、どれが正しく、会社として取り入れるべき情報かを判断することは難しく、経営者でも迷うことが多々ありました。
　　

　そんな時に、産業医が「こうした方が良い」との意見をくださったことで、自信をもって対応することができたと感じています。

　また、職場の環境改善にも産業医からアドバイスを頂けるのもありがたいです。先日、オフィスを巡視頂いた際に、背中を丸めて作業する従業員を見た産業医から、「PCの確度を調整できるツールを取り入れてみては？」との意見を頂きました。すぐに必要な設備を導入したところ、社員からは大好評でした。自分たちだけでは気づかなかった点だったので、ご指摘いただき感謝しています。
 

　また、産業医と同時にストレスチェックの導入も無事完了しました。産業医の選任、安全衛生委員会や職場巡視の実施、ストレスチェックと、first callの導入によって、産業保健体制を整えることができました。

 

––––　今後の展望について教えてください。

　従業員の健康維持は、事業の維持に直結しており、今後も当社にとって重要なテーマであると考えています。従業員を共に支える存在として、これからも産業医を頼りにしつつ、働きやすい環境づくりに努めていきたいです。