––––　導入の経緯を教えてください。

　東京本社の従業員数が50名を超えることをきっかけに、法定対応の準備を始めました。

　当社は東京以外に、長崎と福岡にも拠点があります。また、東京本社に所属する従業員も、お客さま先のオフィスで働いていたり、在宅勤務で自宅にいたりと、働く場所はさまざまです。それぞれの社員に平等に産業医との面談機会を作ろうと思うと、従来のような月に一回東京本社に訪問する産業医では厳しいと感じていました。

　オンラインで対応いただけるような産業医サービスを求めて、いくつかのサービスを検討しました。その中でfirst callのオンライン産業医面談サービスを見つけ、導入を決めました。
 

 

––––　導入後のご感想をお聞かせください。　

　当初の期待通り、各地の従業員にオンラインで面談を実施しています。

　first callでストレスチェックを実施すると、結果をもとに面談が必要な「高ストレス者」に対して、同じシステム上ですぐにオンライン面談を案内する通知を送ることができます。産業医が登録しておいた日程を、システム経由で従業員が直接閲覧し予約を行うため、私が間に入って調整する必要がありません。ストレスチェック後に複数人の面談を設定する際にとても便利です。

 

　産業医の先生についても満足しています。面談後、従業員は納得感を得ている様子ですし、面談後に産業医から頂くレポートも的確で分かりやすいと思います。
 

 

 

––––　今後の展望について教えてください。

　IT業界は、物理的なケガや病気のリスクはほぼありません。ただ、精神的な疲労や不調は誰でも抱える可能性があります。現在の産業医が、精神的な相談にもうまく対応してくださっていることに、とても感謝しています。

 

　今後は、健康診断の結果やストレスチェックの結果活用も検討しています。今あるデータを活かし、さらなる従業員の健康促進に努めていきたいです。