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健康管理システムとは?求められる機能や業務を効率化するためのシステムを紹介

定期健康診断やストレスチェックの実施において、従業員の健康データを紙媒体やExcelで管理している場合、データの転記や管理に手間がかかり、担当者の業務負担が大きくなる傾向があります。

従業員の健康管理を適切かつ効率的に行うためには、健康管理システムの活用がおすすめです。

システム導入を検討しつつも「システムの活用で具体的に何ができるのかイメージしづらい」「どのような機能があるのか分からない」などの疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

この記事では、健康管理システムとは何か、健康管理システムに求められる機能やおすすめのシステムについて紹介します。


目次[非表示]

  1. 健康管理システムとは
  2. 健康管理システムに求められる3つの機能
    1. ①健康診断の管理機能
    2. ②ストレスチェックの管理機能
    3. ③産業医との面談の管理機能
  3. クラウド型健康管理システム『first call』で業務を効率化
  4. まとめ


健康管理システムとは

健康管理システムとは、健康診断の結果やストレスチェックの結果など、従業員の健康に関する情報を一元管理できるシステムです。

これまで紙媒体・Excelで管理していた健診結果やストレスチェック結果をペーパーレス化して、システム上で集約・管理できるようになります。また、産業医面談のスケジュール設定をシステム上で行うことも可能です。

健康管理システムを活用するメリットは、以下が挙げられます。


▼健康管理システムのメリット

  • 人事・総務担当者の業務負担の軽減
  • 健康管理業務の効率化
  • 健康問題を抱える従業員の早期発見
  • 産業医面談や受診勧奨の適切かつスピーディな実施

従業員への健康診断や、ストレスチェックの実施・面談管理などを一元管理することで、担当者の業務負担軽減につながります。

さらに、各従業員の健康情報を可視化できれば、心身不調がある従業員を早期発見して、適切な措置を講じることも可能です。

産業医との面談や受診勧奨なども適切かつスピーディに行えるため、従業員の健康保持につなげられます。

「健康診断結果の管理にかかる工数を減らしたい」「産業医面談の日程調整や実施場所の確保に労力がかかる」などのお悩みには、システムの導入が有効です。従業員の健康課題を把握して、自社の健康経営の促進にも役立てられます。



健康管理システムに求められる3つの機能

健康管理システムを導入する際、業務効率化や健康管理に役立つ機能が備わっているか確認が必要です。

ここでは、健康管理システムに求められる3つの機能を紹介します。


①健康診断の管理機能

健康診断の管理機能とは、健康診断の受診結果の管理、労働基準監督署へ提出する報告書作成などをシステム上で行える機能です。

この機能は、労働安全衛生法で定められた健康診断を適切に行い、事後措置を講じるために必要な機能の一つです。

従業員数が多い職場でも、一人ひとりの健康診断の予約・受診状況を把握できます。未受診者や再検査が必要な従業員には、企業側から受診を勧奨できるようになります。


▼健康診断の管理機能でできること

  • 従業員が所属する事務所や職種などの情報登録
  • 健康診断の受診状況の把握
  • 健診結果(紙媒体やPDF)のデータ取り込み、一元化
  • 従業員への健診結果の共有
  • 産業医による就業判定
  • 労働基準監督署へ提出する報告書の作成 など

※first callでは“従業員の健診結果の共有”機能が近日リリース予定となっております。


②ストレスチェックの管理機能

ストレスチェックの管理機能とは、オンラインでストレスチェックを実施したり、結果を管理したりできる機能のことです。

紙媒体のストレスチェック表の配布・回収や産業医への郵送が不要になるため、事務作業の効率化が図れます。また、ストレスチェックの結果をシステム上で集計・確認して、高ストレス者や面談希望者を抽出することも可能です。

さらに、システムを通じて産業医にストレスチェック結果を共有できるため、メンタル不調者の早期発見・フォローにもつながります。


▼ストレスチェック機能でできること

  • ストレスチェック実施対象者の選定・期間設定
  • 従業員へのストレスチェック受検案内
  • ストレスチェックのオンライン実施
  • ストレスチェック結果の集計・集団分析
  • 高ストレス者、面談希望者の抽出
  • 産業医とのオンライン面談
  • 労働基準監督署へ提出する報告書の作成 など


③産業医との面談の管理機能

面談の管理機能とは、産業医との面談をオンライン上で実施したり、面談の日程調整や記録をしたりする機能です。

健康診断やストレスチェックを実施したあと、有所見者に対する産業医面談をオンラインで実施できるほか、システムを通じて産業医に面談の依頼・予約を行うことも可能です。

人事・総務担当者による日程調整や産業医との電話・メールでのやり取りが不要になるため、従業員へのすみやかなフォローができるようになります。オンラインでの面談は、テレワーク中の従業員への健康管理にも役立ちます。

また、実施した面談の内容については、システム上に記録して、人事・総務担当者が参照・管理できます。


▼面談管理機能でできること

  • システム上での産業医面談の予約・日程調整
  • 産業医とのオンライン面談の実施
  • チャットによる健康相談
  • 産業医面談のレポート作成・共有
  • 産業医面談の報告書・意見書の作成 など



クラウド型健康管理システム『first call』で業務を効率化

first call』は、上述した3つの機能がすべて備わったクラウド型健康管理システムです。

従業員の健康情報をオンライン上で一元管理できるだけではなく、健康診断やストレスチェック、産業医との面談の管理にも対応しています。煩雑になりやすい健康管理をオンライン化できるため、業務の効率化に貢献します。

また、システムを通じて産業医とのデータ連携ができるため、すみやかな面談対応や業務上の措置を行える点も特徴です。従業員数の多い職場やテレワークを導入している職場の健康管理にも役立ちます。

健康管理システムに求められる3つの機能に加えて、first callで活用できる機能・サービスを紹介します。


▼残業時間管理

勤怠システムやExcelなどで記録した従業員の残業時間を、CSVファイルでシステムに取り込むことが可能です。長時間労働が発生している従業員に対して、産業医による面接指導を促せます。


▼就業判定

健康診断結果をシステム上で産業医と共有して、就業判定を依頼できます。

書類の郵送・個別のメール送信が不要になるため、就業判定依頼をスムーズに行えます。また、産業医と契約をせずに、就業判定を依頼できるプランもあります。

スポット就業判定プラン

  firrst call就業判定 first call


▼メンタルケア

Webやアプリを通じて、従業員のメンタル状況を確認したり、産業医との面談を実施したりできます。

従業員は、必要な科目を選択して、24時間365日、手軽に専門医に健康状態を相談できます。相談状況や医師による意見書なども、システム内で確認可能です。きめ細かなメンタルケアの実現と、人事・総務担当者の負担軽減につながります。

メンタルケアプラン

  first callメンタルケア first call



まとめ

この記事では、健康管理システムの導入によって健康診断に係る業務を効率化したい方に向けて、以下の項目で解説しました。

  • 健康管理システムについて
  • 健康管理システムに求められる3つの機能
  • クラウド型健康管理システム『first call』について

健康管理システムの活用により、健康診断やストレスチェック、産業医との面談など、従業員の健康データを一元管理できます。

システム上で健康診断の受診状況やストレスチェックの紹介ができるほか、結果を管理して分析することも可能です。さらに、産業医・従業員と健康データをオンラインで共有できるため、書類の郵送、データの転記作業が不要になります。

職場における健康管理の業務効率化や有所見者の早期発見、すみやかなフォロー実施のために、健康管理システムの活用を検討されてはいかがでしょうか。

クラウド型健康管理サービス『first call』について、詳しくはぜひお気軽にお問合せください。

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遅沢 修平
遅沢 修平
上智大学外国語学部卒業。クラウド型健康管理サービス「first call」の法人営業・マーケティングを担当し、22年6月より産業保健支援事業部マーケティング部長に就任。
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